アプリ名 | CLANNAD |
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開発元 | Key |
対応デバイス | PC、コンシューマー |
ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
『CLANNAD』はアニメ・ゲームを通じてよく「人生である」と形容されることがあるのですが、全くその通りで、ひとりの人間が考え、行動した結果を見せてくれる作品です。恋愛に限らず、というよりも恋愛というフィールドすらも超えて、家族・友達といった広い範囲での「愛」をテーマにしています。
特に「家族愛」というのが『CLANNAD』のコンセプトであり、恋愛をし、家族になる過程やその家族のあり方を伝えてくれます。主人公とヒロインの関係だけでなく、ヒロインの親や兄弟など、まわりを巻き込んで展開されるストーリーも現実世界のようでリアルです。
美少女ゲームの中のジャンルでは「泣きゲー」という泣けるシリーズにカテゴライズされています。
主人公(プレイする本人)は私立光坂高校に通う高校生で、同じ高校にいる様々な女の子と出会います。出会う女の子たちは同級生、先輩、後輩などバリエーション豊かですが、中には幽霊(正確には植物状態)の設定の子もいます。
メインキャラクターは5名程でそれぞれのメインルートクリア後にサブキャラクターでのエンディングも見ることが出来ます。
美少女ゲームの中では珍しいと思うのですが、『CLANNAD』はメインキャラクター5名の美少女のうち、古河渚という女の子がメインヒロインに設定されており、他のキャラクターと結ばれた瞬間にエンディングを迎えるのに対して、渚とのストーリーは高校を卒業したその後も続いていきます。
keyの作品には基本的にヒロインの中にさらにメインヒロインがいるので、アニメーション作品にし易いのか、この『CLANNAD』も例外なく京都アニメーションにてアニメ化されています。
それゆえ美少女ゲームが原作ですが、普段美少女ゲームをプレイしない人たちにも認知度が高い作品です。『CLANNAD』の良いところはストーリーがとても精巧に作られていることです。美少女ゲームという枠組みの中にありながらも、ただ恋愛するだけではく、キャラクターひとりひとりにドラマがあります。
また『CLANNAD』に出てくるヒロインはどのキャラクターもとても魅力的で、甲乙つけがたいです。単なる見た目や声などの外的な魅力だけでなく、その子の性格や家庭環境等もそれぞれで、展開されるストーリーが良いため、好きになるキャラクターもいるほどです。
keyはメインヒロインを古河渚に設定していて実際に渚も人気がありましたが(全員人気がありましたが)、中でも坂上智代が人気だったらしく、後に『智代アフター』というスピンオフ作品が発売されました。
この作品は智代がメインヒロインとなったパラレルワールドも世界で展開されていて、そちらもプレイしましたが、こちらもおもしろかったです。ちなみに筆者は一ノ瀬ことみ推しでした。
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